竹原慎二のボコボコ相談室


眠れぬ夜にはふと覗く。元ボクシングWBA世界ミドル級チャンピオンが、悩めるリーマンに活を入れるんだが、ほんとにボコボコで毎度笑えるのです。


>>悩めるリーマン
>本当にやりたい事がみつかりません
>>竹原
>知らねーよ。


むろん単なる一言応酬ではなく、竹原もそれなりに語っている。彼の写真から漂うやらされ臭さ、文章から漂うゴーストライター臭さ、体育会系DQN臭さにもかかわらず、内容は意外にまっとうで、その微妙さ加減が堪えられん。竹原をチョイスした人はえらいな。そんな中でも今までで一番ナイスなのがRound7。


http://promotion.yahoo.co.jp/charger/backnumber/200605/contents02/theme02.php


>>リーマン予備軍学
>「チョロい社会に絶望しています」
>>竹原
>俺はお前に絶望だ。


これもいいが、次が白眉。


>>弱気なリーマン
>仕事に疲れてきました。断り方を教えてください!
>>竹原
>できるんなら、やれや。
>今がお前のターニングポイントだろう?


この2行だけ。このままだとこの人は早晩倒れる可能性が高いから、一概に正しいとは言いがたいが、なんか精神性の高さを感じる答えだ。2行目の格好良さにたぶらかされているだけという気もするが。添付された竹原の写真も珍しく笑顔で、なんともいえない胡散臭さの中に人の良さがうかがわれる微妙なもので、よい。毎回最後は「今月のテンカウント」と題された文句で締めなのだが、それは以下。


>できねぇなら、お前みたいに
>断り下手な後輩へ
>ポジションごと譲ってやれや。


ハハハ。