せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!!!64bitカウンターを試してみることにした。
64bitカウンター
http://homepage1.nifty.com/akubi/review/64bitcounter.htm
このカウンターは64bit=16EBをPCに数えさせるベンチマーク的なソフトなのだが、面白いことに「終了予定時間」なるものがある。というのも、16EB=1,844京 6,744兆 737億 955万 1,615バイトとのことで、現状のCPUでは数え終わるまでに数百年から数千年の時間がかかってしまうためだ。恐るべし64bit。
また、もう一つ面白い点として、64bitネイティブ版(IA-64版、x64版)と32bit版(IA-32版)の計3種類が用意されており、64bitネイティブOS環境では、64bitと32bitの処理能力の違いが確認できる。特にx64のCPUは32bit互換モードを搭載しているため、64bitOS環境上でほとんどオーバーヘッドが存在しない形で32bitアプリケーションを動作させることが出来るとのことで、32bitアプリケーションと64bitアプリケーションのパフォーマンスの違いがよく確認できる。なお、IA-64では32bitアプリケーションはソフトウェアエミュレーションで動作することになり、えらく遅いという。結果は以下。
CPU | OS | メモリ | カウンターモジュール | 終了予定 | 予測時間 | |
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Pentium4 651 3.4GHz | Vista RC1(x64) | 1024 | x64 | 西暦2402年 | 395年 | |
Pentium4 651 3.4GHz | Vista RC1(x64) | 1024 | IA-32 | 西暦3333年 | 1326年 | |
CeleronD 2.93GHz | XP SP2(IA-32) | 768 | IA-32 | 西暦3731年 | 1725年 |
3倍以上高速化。まず対応アプリが出ないと64bitの恩恵は受けられないわけだが、同じ環境でこれだけ違うとなると期待も膨らむな。