はてな夢日記 「狩りの夢」(2000/4/25、同左)


どこかからの帰りがけ、草叢の中の小道で猟師の集団と行き合う。
老人が一人と、印象の薄い普通の人が二人。
足先もこもこファンシー系のどうにも場違いな小型犬が一匹と、大型の猟犬が二匹。
犬のような中型の動物が二匹現れる。猟犬と戯れはじめ、仲がいいなあと微笑ましくなる。
よくみると、猟犬が動物を押さえ付け、人が口を引き裂きにかかっている。
嫌な気分になっていると、誰かの邪魔が入る。動物は逃げ出し、乱闘になる。
僕も動物側に回る。道を横切る猟犬に足払いをかける。
ファンシー小型犬が、草叢から血まみれのへろへろになって出てくる。
憎しみを覚え、こいつは死んだほうがいい、と考える。抱え上げて高く投げ上げる。
小型犬は墜落し、ぐにゃぐにゃになる。老人が駆け寄り、抱え上げる。瀕死。
気付くと、小型犬がこっちを見ている。恨めしげ。
おぞけが走り、全力疾走で位置を変え、振り返る。
小型犬はまだこっちを見ている。酷く陰湿な目つき。
松本大洋の最新作が、これだとは思いたくない」というナレーションが入る。


(蛇足)
かなり嫌な夢。どうも責任回避を意図しているげな自分の思考も含めて。
小型犬の目つきのもたらした不安感は最近の悪夢の中でも特筆もの。
この目つきの陰惨さに耐えきれなくなったのか、夢の中で夢を虚構化しているのは興味深い。
松本大洋氏は有名なマンガ家。
『ピンポン』の試合シーンは圧巻。
鉄コン筋クリート』のサントラは SHERBET(現SHERBETS)1st『セキララ』収録「きせき」がよいと思う。
最近新作を発表していないから持ち出された様子。