チャート回顧3


Better Than Ezra - Good - Music Video


カレッジチャート出身っぽいねじれたポップソング。これも一発屋ではなかったか。でも好きだった。


Urge Overkill. Positive bleeding

このバンドは本当はコンピCD『ゲフィン・レアリティーズ』に収録されてた『Dropout』にかなりはまった。ライナーの記憶から言うとグランジ系のようだったが、この曲はカレッジチャート的な平熱のポップソングで、過去の自分に向かってなのか「ドロップアウトなんてそんないいもんじゃなかったろ」と語りかけるような歌詞で、地味に衝撃だった。メロディも癖になる系だったし、同CDではCounting Crowsの『Einstein on the Beach (for an Eggman ...』と並ぶ予想外の驚きだった。
『Dropout』はシングルカットされなかったのかYouTubeに映像がないので、同じアルバムからのヒットシングルらしきこの『Positive bleeding』を。つか、グランジというよりStone Temple Pilotsあたりのポップソング折衷バンドと近いな。どうやらアルバム『サチュレイション』はかなりの名盤の様子。


Counting Crows - Round Here


聴きまくった、曲も歌詞も素晴らしすぎる1stでも、もっとも曲と歌詞が素晴らしいこの曲。2ndでこけて終わったかと思ったら、本国ではアルバムを出すたびにビッグヒットのビッグバンドに成長。しかし日本では『Einstein on the Beach (for an Eggman ...』も収録のベストアルバムが発売されない有様。



Dinosaur Jr. - No Bones


田舎のメタル小僧相手のレコード店で『世界最速ギター!』という今思うと苦し紛れの詐欺宣伝文句で買わされた思い出深い『Bug』収録の、個人的にはDinosaur Jrのベストトラック。いつ聴いても、仄暗いなにかが閉鎖空間に連れて行ってくれる。


Omishi Magical Theater Risky Safety ED (non-credit / STEREO)


洋楽でもチャートでもなんでもないが、坂本真綾という歌手に目を向けるきっかけになったアニメED。「瑞々しい声」という菅野よう子の表現はイイエテミョーだ。