ポップソングはやはりスタジオ音源。
Tunnel Of Love - Bruce Springsteen (Studio Version)
まあ最初に買ったレコードというだけかもしれないけど、このヒット曲の持つ、抑制の利いたサウンドプロダクション、落ち着いたストーリー性が、よいポップソングのイメージですね。
あと一緒に買った長渕剛『Never Change』も今でも大好き。『乾杯』が有名だしもちろんいい曲だけど、僕は『Stay Dream』、『僕のギターにはいつもヘビーゲージ』。
僕のギターにはいつもヘビーゲージ / 長渕剛
凄まじい鍛錬を自らに課してライブのクオリティを押し上げているらしい現在の長渕にも畏敬の念を覚えるが、シンガーとしてはこの時期の彼が一番好きだ。
奇しくも、最初に買った洋邦のレコードが共に、『大ヒットを飛ばしたロックシンガーが己の足下を見直した』作品だ。こういう作風には今でも弱いし、かつこの二枚を越えるようなものには中々出会えない。聴くたびに小学生のころ、音楽を聴きだしたころの新鮮な気持ちを思い出す。
ついで。
STAY DREAM ライブ
固まりきらない演奏、若さと弱さの残る声が、僕には素晴らしい。開始5分過ぎの『Stay Dream』が素晴らしすぎる。