マービン・ソンソナ(フィリピン新ホープ)

しばらく前までノニト・ドネア選手の次戦予定がホセ・ロペスの持つWBOスーパーフライ級タイトル挑戦だったのが消えてIBFフライ級タイトル防衛戦(相手未定)に、代わりにこのマービン・”マーベラス”・ソンソナ選手がロペス選手の相手になっている。

13戦全勝12KO、現在12連続KO中でほとんどが序盤。このタイトル戦、メイウェザーVSマルケスのアンダーカードだから、勝ちっぷりによってはネクスト・パッキャオ候補に挙がりそうですね。
ただ、これまでの試合はフライ級のようで、いきなり階級を上げてのハードパンチャーへの挑戦がどう出るか。ホセ・ロペス選手は決定戦で地元の利を活かして戴冠した程度のチャンプとはいえ、去年据え膳タイトル決定戦を落としたA.J.バナル選手の例もある。


Sonsona Vs Singwancha Rnd2


ソンソナ選手直近の試合、日本でもおなじみの元WBA暫定ライトフライ級王者ワンディー・シンワンチャー選手をアッパー1発でコールドノックアウト。
長身痩躯のサウスポーで足が速くて、なにより、常にパンチを強く打ち込める位置取りをしている。バックステップが速いからパンチもなかなかもらわない。これでパンチがあるんじゃ、こりゃフライ級じゃ強いでしょうね。それにしてもワンディー選手はどうしてしまったのか。
今のフィリピンはこういうのがゴロゴロいるんですかね。といっても、図抜けた強さは感じないかなあ・・・。


http://philboxing.com/news/story-24729.html

エーと、18歳?
ボクシングファミリー育ち、エデン・ソンソナはいとこ、7歳からボクシングを初めてアマチュアキャリア200戦、マーベラスの異名はあってもハグラーと違ってスイッチはしない。

A.J.バナル選手が挑戦時19歳でしたか。バナル選手は世界ランカークラスの強豪を連続KOして筋金を入れ直している最中のようで、こちらも楽しみ。