内山最高!プーンサワット強・・・


内山は素晴らしかったです。予想通りというか期待した通りの展開で、期待以上の内容を見せてくれた。サルガドのロングレンジからの攻撃をブロックとパーリングでほぼ遮断し、左ジャブの刺し合いで勝ってみせた。いままではあまり見せなかったウィービングもみせ、世界戦に向けた戦力向上も見せてくれた。その上での最終回TKO勝ち。もう言うこと無いです。
内山が世界レベルじゃないという意見には、絶対そんなことねえよ、内山の能力とクレバーな試合作りを認めないんじゃ、それこそキューバのトップアマか超一流の世界王者クラスじゃないと基準に達しないんじゃ?と思っていましたので、実に痛快です。


サルガドが穴王者という意見も例によって出てますが、そうは思わないです。たしかにスーパーチャンプではありませんでしたが、柔らかいからだと読みにくいパンチを持ったやりにくい選手。並の挑戦者なら、攻撃をごまかされ、ロングレンジのパンチもらってポイントをもっていかれているでしょう。



細野は・・・減量がどうこう以前に、プーンサワットが強かったですね。ショートが上手いのは分かってたつもりでしたが、序盤のキレのあるアッパーを交えたコンビネーションには、こりゃぶっ倒されると思いましたよ。全盛期のウィラポンを彷彿とさせる重厚な迫力でした。細野は善戦したと思います。


ただ、大橋ジムには選手の挑戦機会の作り方を考えてほしいかなあ・・・。最短王座奪取を急ぎすぎた八重樫のときも思いましたが、いきなり階級下げての挑戦、負けたら『この階級じゃ無理』じゃ、無策を咎めたくもなります。