フレドリック・ブラウン、シャーリー・ジャクスン他『18の奇妙な物語 街角の書店』

 

異様な読後感を残す短編を指す江戸川乱歩の造語だという「奇妙な味」を持つ、変な話を集めた短編集。

 

またも最初のほうしか読んでないのか記憶が収縮してるのかわからんが、今回も最初の二つをよく覚えている。

ジョン・アンソニー・ウェスト「肥満翼賛クラブ」

旦那の太り具合をコンテストで争うことに執心する奥様方が組織するクラブの話。

コンテストの優勝者夫妻がその栄誉(=旦那をどちゃくそ太らせる)を得た経緯を、クラブの重鎮らしき女性が会合で報告する、という体裁になっている。

シニカルなユーモアのある文章が上手い。平山夢明系。以下は、筋肉質だった旦那がうまいこと肥満路線に乗った時期を報告する文章の引用。

あるがままの彼の姿を眺めると、肉体の鍛錬という馬鹿げた考えは別にして、なかなか魅力のある理想の旦那様だとわかるでしょう。愛想がよく、控え目で、知性のほうはさっぱり……。あんなに怒っていた町の女性たちも、すぐに二人の境遇を心から案じるようになりました。グレゴリーが穴を二つ広げてズボンのベルトをゆるめるようになったと、にこやかな顔でグラディスが報告にきたのもその頃です。

愛想がよく、控え目で、知性のほうはさっぱり……。名文

イーヴリン・ウォーディケンズを愛した男」

最愛の妻に浮気された男が、傷心旅行だとブラジル奥地探検に。凶事の連続で同行者は次々に脱落。ただでは帰れぬと一人先に進む男もアマゾンの奥地で死にかけたところを、謎の老人に助けられる。回復し、暇乞いを告げるも、いつもはぐらかされる。はたして彼は帰宅できるのか。

アリソン・アトリー『氷の花たば』

 

 

話をタイトルに記事にすると決めた舌の根も乾かぬうちに方針変更。

アフェリエイトブログとしては、商品をタイトルにするのが正しいと思ったので。

 

買って長いのにいまだに全部読んでない。冒頭の「メリー・ゴー・ラウンド」という短編がよいのだった。

 

イギリスの田舎に、秋になるとキャラバンがやってきてフェアがひらかれる。見世物の中に、機械仕掛けのメリー・ゴー・ラウンドがある。村のふたごの兄弟ジョンとマイケルは木馬が大好きで、おこづかいの続くかぎりメリー・ゴー・ラウンドを楽しむのだが、とうぜんお金は尽きてしまう。深夜、マイケルは家の窓からキャラバンを眺めながら、なじみになったキャラバンのおばあさんから貰った、ローマ時代のものだという青銅の呼び子を吹いてみる。すると、メリー・ゴー・ラウンドの馬たちが動き出して…という。

児童文学なので語り口は幼く、ありえない出来事を見てきたように書く文体がマジカルだ。

「メリー・ゴー・ラウンド」には、「戦争中だったので、もちろんココヤシの実はなくて」という文章がある。注によると、第二次大戦のことだそうだ。原著『Twelve Tales of Fairy and Magic』は1948年に出版されている。エンジンを動力にして動くメリー・ゴー・ラウンドに、「デイジー・ベル」を鳴らす銀のラッパのスピーカー。そうした複製技術機械が、1940年頃にはすでに、各地を回る見世物の舞台装置として活躍していたのだなと。

アトリーは田舎育ちで自然描写に定評がある作家とのこと。そうした作家が風物詩として機械仕掛けの娯楽施設を描写しているところに惹かれる。

Philip Hepworthによる挿絵もよい。児童文学の挿絵はこういうのだよ、とガッツポする絵柄だ。ググってみるとアトリーより4つ年下のイギリス人建築家が引っかかる。同一人物なのかはわからない。

 

ついでにアトリーを知ったきっかけは何だっけと。『思い出のマーニー』だった。

岩波少年文庫版『思い出のマーニー』が内容、翻訳ともによかった。

 

 

 

訳者の松野正子氏による他の翻訳を探したところ、同じく岩波少年文庫版のアトリー『時の旅人』がそうだった。

ロンドンから古い農場に療養に来た少女が、そこで16世紀と現代(19世紀終わり~20世紀くらい?)を行き来するタイムスリップ?もの。16世紀のその農場は史実上の大事件の舞台で、少女はその事件で犠牲となった人々と生活する。なお過去の出来事には干渉できないっぽかった。これもよかった。

 

 

あの話どの本にあったっけというのを思い出すための備忘録としてこの廃墟ブログをどう使うか

あの話どの本にあったっけとさっきまで本棚を探していた。

あの話のタイトルも本のタイトルもうろ覚えだが、本棚のどこかにあるのだけはわかっている。こういうことが増えてきた。こないだもアリソン・アトリーの短編が読みたくてさんざ本棚を探した。今回は特に読みたかったわけではなく、あれどこ行ったっけくらいのノリから見つからないから探したので徒労感がある。

 

対策として、検索すればすぐに思い出せるようにこの廃墟と化したはてなブログに記事を書いておけばいいと思いついたが、今度は「話の名前と本の名前、どちらを記事名にするべきか」で悩む。

 

音楽については曲単位で聴くようになって久しいが、リアル書籍は装丁や挿絵を含めた書籍としてのまとまりに多少の愛がある。本棚にある目当ての本を思い出すために記事を書くのだから、なおさらその情報が大事だ。

 

…まあとりあえずやはり話のタイトルで記事を書き、記事の中で本のAmazonリンクを引用しておく形で始めようと思う。現状5つくらいしかないので、ネタ切れは早そうだが、いまは読書の機運なので、今後の読書次第では増えていくだろう。

 

→本の単位で記事にするよう方針変更。持ってる本なのか借りた本なのかをカテゴリーで判別することにした。

 

あと、別にブログに書いたから本棚から本が見つかるわけではないよな。

島忠 ホームズ ハイチェスト キューブ 62-6 WN 靴下が片方だけなくなる障害のソリューション

「島忠 ホームズ ハイチェスト キューブ 62-6」購入

購入まで

服の収納は長年プラスチックの衣装ケースを愛用してきた。(踏み台にもなるし)

ボロボロになってきたのを機に、チェスト(衣装箪笥)にしたいなと。

近隣の島忠ホームズに実物があった(高さ違いだが)この「ハイチェスト キューブ 62-6」にした。他のチェストにない特徴があったので。

netshop.shimachu.co.jp

選んだ理由

小物を分別収納できる仕切板を標準装備

アイキャッチ画像にも設定した、このサンプル画像がすべて(画像はシマホネットより)。

https://d2exlhxexa20oo.cloudfront.net/img/goods/010609-2100000294749-00/26.webp

靴下の片方やハンカチなどを引き出しの中から探すのに疲れていたが、容易に捕捉できるようになった。

装飾品を分別収納するためのもので、靴下や下着の収納を想定したものではないかもしれない。

なおこの写真は幅が広いモデルのもので、仕切板はたしか右側の引き出しだけだったと思う。購入した幅62cmのモデルは上段の引き出しが一つで、全面この仕切板で仕切られている。なおこの仕切板は、使わない場合は外すこともできる。

みたところバリやささくれはないとはいえ、手を切らないか心配だったが、いまのところはない。

さらに、下にまとめた条件も一通り網羅

してくれてるので。

条件

幅60cm前後まで

部屋が狭いので

高さ125cm前後まで

幅の狭さによる収納力は高さで補いたい。

ただ高すぎると上に物を置きづらいし、他の家具に干渉するのでこのくらいに。

引き出しは5つか6つ欲しい

収納力大事。

奥行は多少大きくてもよい

収納力優先。スリムさにはこだわらない。

引き出しにストッパー付き

落下事故防止(店で一度やりかけた)

引き出しの開け閉めがスムーズであること

快適なインターフェース大事

ルンバi7が通れる足下10cm

ルンバブル大事。厳密には9.2cmだった気がするが、多少余裕をもって。

木製デザイン

デザイン大事。なんでもウォールナット

おまけ:選ばなかったチェストの面白機能

島忠 ホームズ ステルス 横幅80cm

netshop.shimachu.co.jp

ステルスは在庫限りで、特に横幅80cmはネットに在庫がないっぽい。

隠し引き出し

名前でバレバレェだが。

上段右側の引き出しを外すとその奥に隠し収納があるのだった。忍者っぽくてよい。

左側の引き出しは鍵付きになっている。

横幅80cmなのと、上段引き出しの明け心地があまり良くなかったのがウィークポイント。

おまけ2:汎用のアドオン仕切が普通に売ってる

…。

Alder Lake 自作PC備忘録 失敗はわりともみ消せる

15年ぶりのデスクトップ自作に至るまで

長らく「今どきデスクトップとか要らない」派だった

実験用途でサーバを組み立てる*1ことはあったけど、メイン私用PCは長らくノートでした。動かせないし不便だなと。PCでゲームしないし。

最後に使った自作デスクトップのCPUは15年くらい前で、CedarmillのPentium4でした。Pemtium4末期のCPUゆえ数が少なく、中古を頑張って探した記憶。苦労が報われるくらい性能のわりに静かで、よいCPUでした。チップセットは対応してるはずなのにマザボが対応してなくて、マザボごと買い替える羽目になったけど。交換前のCPUはPrescottCeleronだった。型番は覚えてないけど周波数が2.53GHzだった気がする。ぶんぶんファンが回って、多少の寒さなら暖房がいらない、よくないCPUでした*2

長らく、仕事でも私用でも、今更デスクトップでもないよなーとずっと思ってました。買い替えの対象として考えもしないくらいに。

Ryzenで8コア16スレッドCPUの能力に驚いた

仕事でRyzenノートを使う機会があって、Excelにしてもなにやるにしても、レスポンスのよさに驚きました。8コア16スレッドのパワーを思い知らされた。まあただRyzenはやっぱり尖ったPC(例 ASUS ROGシリーズ)に採用されることが多く。対するIntelノートは、第8世代でモバイル向けが4コアになってからはずっと微増。第10世代、第11世代と仕事や私用で使ってきたけど、あんまり進歩がない感じで。Ryzenに追いつくIntel CPUが早く出ないかなあと。

Alder LakeデスクトップPCを使って第11世代ノートPCとのレスポンス差に震えた

今年になってついに、Ryzenに対するIntelからの回答()である第12世代CPU Alder Lakeが出ましたが、デスクトップ向けCPUが先行して登場。ノート向けは出るまでしばらく時間がありそうな気配。そこにAlder LakeデスクトップPCを利用する機会があり、Ryzenを使った時以上の驚きがありました。Visual Studioが快適。まあAlder Lakeがすごいのか、デスクトップだからすごいのかはわからない*3わけですが、こんなに違うのかと。実際問題、私用PCがノートである必要別にないんだよなと。カフェでPC使うわけでなし。(10年ほどほぼPC外に持ち出したことなし。ここ5年くらいはたぶん一度もなし)

ていうかノートPC使わない(iPad Proばかり使っている)

iPadを買ってから、家でネットしたり電子書籍読んだりするのはほぼiPadiPad Pro 12.9インチを買ってからますますそうなった。ノートPCはたまに気の迷いでVisual Studioで実験するときに使うくらいで。いくらかっこいいノートに買い替えても結局iPad Proに負ける。

突き抜けた表現力のゲームがやってみたいから

まあ特にグラフィックですけど、PS5をやってみて、これよりさらに上の、時代における最高レベルの表現力を持ったゲームを体験してみたいなあと。

でも自作めんどくさいので出来合いのものから探してみる

大手メーカーBTOから探す→却下

DELL Alienware

デザイン置きにくそうだけどちょうかっこいいし仕様もDDR5メモリに前面USB-Cと新しく問題無し。でもグラボのスペックを上げると40万を軽く突き破る価格になり、高くて手が出ない

DELL XPS

安い。地味ながらよいデザイン、仕様もAlienware同様に新しい。グラボを盛らないなら良い選択。ただ上位グラボが選べない。機体が小さめなのでグラボのスペックによっては排熱が不安。

HP OMEN 45l
  • かっこいい
  • 静か
  • クーポンその他を工夫したらi7 12700K/3080Ti/32GB/2TBで実売30万を切る破格の安さ
  • 値上げ直前*4

最後まで買おうか迷った。しかし。

  • 機体があまりにもデカい
  • DELLと比べて仕様が古め(前面USB-Cポートなし、DDR4)

この辺が引っかかってスルー

 

大手ショップブランドPCを探す→却下

  • 大手ショップのモデルはたいてい仕様が古かった(前面USB-Cポートなし、DDR4)
  • デザインが微妙(なものが多い)
  • 期待したほど安くない

市販パーツを組み合わせたBTOをやっている通販から探す→却下

  • 仕様が新しいセットもあり
  • 自分で組むよりは安く上がりそうな店もあったが
  • 安い店ほど使用パーツをはっきり書いてない

この辺で、めんどくさくなってきて、もう自分で組んでもいいかなと考え始める。

グラボを簡易水冷にカスタムしているショップもあって興味を惹かれたが、流石に高額になり、いくら静音でもそこまではいいかなと却下

そして自作へ

そんなこんなで、いい機会だから久しぶりに一台自作してみるかと。

 

自作PC構成

コンセプトは、なんかやりたくなったら何でもできるくらいのスペック(べつになにもやらなくてもよい)

例えばゲームじゃないけど、VR Chatは、12GBのVRAMがあったほうがいいらしいですね。そういうのも満たせるような。

 

CPU 53144円

Alder Lake Core i7 12700 
  • 最低でもCore i7がいい
  • でもCore i9まではいらないよな
  • 排熱できてる限り限界までぶん回すというAlder Lakeの特性上、12700Kと無印にはさほど性能差がないらしい
  • グラボ後回しにするかもなので内部GPU搭載
  • オーバークロックしない

といった理由。使う機会があったのも12700で、これくらいで十分かなと。

 

PCケース 16646円

Fractal Design Define 7 Compact Black TG ミドルタワーPCケース 強化ガラス(ダーク)モデル FD-C-DEF7C-02 CS7692 

 

  • 設置スペースに余裕がないのでフルタワーはNG
  • そこそこエアフローが稼げて
  • カッコよくて(重要)
  • M-ATXでないふつうのATXマザボが入って
  • サイドや上面のパネルがツールレスで外せて(重要)
  • サイドがガラスで中が透けてて(重要)
  • 高性能GPUが入れられるスペース
  • 水冷CPUラジエーターがセットできるスペース
  • 前面USB-Cポート

といった条件でこれを。普通のガラスの在庫がなかったかっこよかったのでスモークガラスにした。ケースが小さめなわりにHDDやSSDを付けられるスペースがしこたまあるけど全くつけてない。

 

電源ユニット 26054円

Fractal Design Ion+ 2 Platinum 860W PC電源ユニット 80PLUS Platinum FD-P-IA2P-860 PS947

電源は奥行きでケースとの相性がと不安なことが識者のブログに書いてあったのでケースと併せた。高性能グラボと組み合わせても問題なさそうな860W。

 

簡易水冷CPUクーラー 31674円

MEG CORELIQUID S280 LGA1700対応 IPSディスプレイ搭載 FN1649
  1. うるさい空冷ファンは御免なのでぜったい簡易水冷が良い
  2. 上記ケースのトップにつけられるラジエーターは240mmまで
  3. Alder Lakeに対応しているもの(未対応のものがけっこうある)
  4. いろいろ見ているうちにクーラー部分にディスプレイがついて色々表示できるものが欲しくなった
  5. 結果的に280mmのクーラーを発注していた(この時は気づいていない)

2が条件だったのに、3と4で探しているうちに5になってしまったのだった。クーラー部分にディスプレイがついており、定番の使い方としてCPU・GPUの使用率やファンの回転数を表示させることができる。ほかにもなんだか虹色ににょろにょろしたりするアニメーションや時刻も表示できる。

 

GPU 154780円

ROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMING 154780円
  1. セカンドベストの法則から3080Ti搭載グラボが欲しい
  2. 3080Tiでもケースに余裕で入る(ちゃんと計測)
  3. ある理由で余裕が減ったがそれでも入る(ちゃんと計測)
  4. ネットですら18~20万オーバーと高い(空前安売りセール状態が1か月前くらいで終わっていたのを観測)
  5. 一縷の望みをかけて大阪日本橋に行く
  6. パソコン工房でびっくり安売り(154780円)してたので買う

虹色に光るよ。

 

グラボを支える謎パーツ 3663円

Cooler Master ARGB GPU support bracket グラフィックスカード サポートブラケット MCA-U000R-GSBTG-00 CS8239 ブラック

こんな商品があるんだなという。最近のグラボはデカくて重いので、重さに負けてマザボを曲げないようにこういうもので支えるのだそうだ。虹色に光るよ。

 

ストレージ(PCIe SSD)25236円

FireCuda 530 M.2 ヒートシンク付き  1TB 

2TBまでは容量と価格が比例していたので迷ったがケチった。多少後悔している。けど足りなくなったら買い足せばよい。

 

メモリ 30999円

PC5-38400 (DDR5-4800)対応 16GB×2枚 288pin DDR5 U-DIMM 1.1V AD5U480016G-DTA

どうせなら最新スペックのメモリをと。DDR5は性能が出ないとか電気食いとかあんま評判よくなかったけど。DDR4でいいならショップPCでいいんだ。

 

マザーボード 34204円

MAG Z690 TOMAHAWK WIFI マザーボード
  • DDR5対応
  • Wifi6A
  • 2.5G LAN
  • 前面・背面USB-C(今後のために背面に2つ欲しかったが諦めた)

最初はAmazonで探してMSI PRO Z690-A WIFIを買おうとしたが在庫なしになって、メーカー公式ページで比較しても何が違うのかよくわからんこれにした記憶。

 

OS 21964円

Windows 11 Pro 日本語版

謎の安売りは論外として、DSP版とかもよくわからんのでパッケージを買った。

 

ケースファン2つ(光る)5499円

ケース上部用 Fractal Design Aspect 14 RGB Black 4pinPWM PCケースファン 14cm デイジーチェーン対応 FD-F-AS1-1405 FN1496
ケース背面用 Fractal Design Aspect 12 RGB Black 4pinPWM PCケースファン 12cm デイジーチェーン対応 FD-F-AS1-1205 FN1491

どちらもケースについていたけど、グラボやグラボ支える謎のパーツ()が光るのを見て楽しくなったので買い足した。虹色に光るよ。

 

組立中のトラブル

こんなのプラモデル以下だしふつうトラブらないだろと昔も今も思ってたけどトラブる

トラブルんだよな

 

トラブル内容

マザーボードがケースにきっちり留まらない

ねじを間違えてただけなんだけど。

いっけん留まってそうで実は留まってない(力入れたら外れる)という微妙な状態なのがまた悩ましい。たぶんそのまま進んでグラボ付けたらバキってマザボごと外れて大惨事になってたと思う。

ケースの付属物だったと思うけど、どのねじをどこに使うのかマニュアルにちゃんと指定してほしいところ。そういう詳細な記載が欠けているマニュアルだった。

PCケースの電子マニュアルを確認したら、付属品一覧ページがちゃんとあったし、マザーボードのとりつけページにも、どのネジをいくつ使うかまでちゃんと書いてあったよ。

②簡易水冷CPUクーラーのラジエーターがケース上面につかない

上にも書いたけど、なんか選んでるうちに、240mmという条件が頭から吹っ飛んでしまったのですな。

私が選んだケースDefine 7 Compactですが、上面にファンは140mmを二つ付けられるけど、ラジエーターは240mm*120mmのものしかつけられない。実際つけてみたら、280mmのラジエーター(奥行き140mm)だと、マザーボードのコネクタと干渉したと記憶している。

やっちまった。15年前は斜陽CPUへの対応をサボったマザボメーカーのせいにできたけど、今回は純粋に自分のせいだった。

ケースを買いなおすのはなるべく避けたく。ケース前面につければいいかと思いなおす。

計測したところ、前面にラジエーターを移しても、まだグラボのスペースは325mmあった。325mmあれば、3080Tiのグラボ(だいたい310mm台~320mmでも収まることを確認。

また、上面にラジエーターを付ける場合は前面&上面吸気・背面排気だが、前面にラジエーターを付けると前面吸気・上面&背面排気になる。どうやらこのほうがエアフローはよいらしい。災い転じて福となすだなと。

③グラボ入らない

で、そのあと大阪日本橋で僥倖にも3080Tiのグラボを安く入手できて帰宅。

入れてみると全然入らない。理論上、計測上は入るはずなのだが現実として入らないので確認してみると、ケースの後面側は、グラボなどのポートを露出させるところが15mmくらい凹んでいるのだった。ここはグラボ設置スペースから削らなければならず、削ると310mm。320㎜近いグラボはどうやっても入りません。

やっちまった。純粋に自分のせい(ry

ケースを買いなおすのはなるべく避けたく。けど今回はさすがにダメかなーと。

しかしふとケース前面の蓋をはがしてみると、蓋の内部に結構なスペースがあった。なんかここにラジエーターとファンつけられそうだぞ?と。試しにつけてみたらついた。

いやついたのはいいけどファンのケーブルはどうするんだよと思ったが、ケースの右上に隙間があって、そこからラジエーターファンの電源ケーブルをケース内に持ち込んで、つなぐことに成功。

残念ポイントとしてはケースの前面蓋と右側面の蓋がきれいに閉まらない。とはいえ少し隙間が空くくらいで、勝手に外れないだけありがたい。もともとケースの右側面はケーブルを這わすために隙間が空いている場所なので、エアフローにも大きな問題は出ない(希望)

④その他

簡易水冷CPUクーラーに、マニュアルぱっと見で要るのか要らないのかわからん部品があってしばらく悩んだ記憶(要らなかった)

総評

主にグラボのせいでざっくり40万になってしまったが、OMEN以上Alienware以下で価格的には妥当

まあこんなもんかなと。

より安く済ませるには

大抵はこんなグラボいらんだろし。DDR5だなんだといった最新スペックにこだわらなければもっと安く組めると思う。Core i7 12700以上は必須だが、グラボは8万くらいでいいし、他にも5万くらいざっくり削れる(適当)。

25万くらいで実用上不満が出ないデスクトップPCが組めるんじゃなかろか*5

でも自分としてはこれでいい。

とにかく高速で快適

何をやるにもノンストレス。今のところ動作トラブルもほぼない。一度だけ、PC起動後にBTキーボード、マウスが一切効かず、どうしたもんかと思いながら有線キーボードを挿したくらいでブルースクリーンになった。再発はしていない。

上記トラブル対策でエアフローがどうなるか不安だったが、実際使ってみても、静かなもので、ケース内のCPUやGPUの温度が変に上がるようなことはなかった。埃が積もったりしてないかは見てみないとわからないが見てない。

というかGPUってゲームなんかで負荷をかけない限りはちゃんとアイドル状態になってくれるのね。こうやってブログ記事書いてる際はGPU35℃。CPUも36℃。完全に宝の持ち腐れ。

めちゃ静か

静かになってほしくてCPUクーラーを簡易水冷にしたんだから狙い通りだけど、グラボまで静かなのは想定外の喜び。Youtube見るくらいならほぼ無音だし、ゲームやっても全然うるさくない。Pentium4、特にPrescott時代の「ゴバー」音を覚えているので驚く。ただ、グラボは金をかけたから静かなのかもしれない。たしかグラボのグレードは静音性にかかわってるようなので。ファンの数が増えてサイズも大きくなったり。

光るのは重要

ゲーミングPCを光らせる人の気持ちがわからなかったけど、いざ一つでも光ってみるとどんどん光らせたくなるものですな。マザボも光るやつ買えばよかったとか少し思わなくもなかった。まあさすがにそれはそんなに。

ついでにノート版Alder Lake CPUとの比較メモ

Alder Lakeの特徴はPコアとEコアという二種類のコアが混在したハイブリッドアーキテクチャ

Pコア(Performanceコア)は高性能コア。これまでのCore CPU系列のCPUコアで、高クロックで、ハイパースレッディング有効なので1コア2スレッド。Eコア(Efficientコア)は省電力コア。Atom系列のCPUコアで、低クロックかつハイパースレッディング無効なので1コア1スレッド。

デスクトップ向けとノート向けはPコアとEコアの比率が違う

例えばデスクトップ版Core i7 12700とノート向けCore i7 1280P、Core i7 12700Hでは、スレッド数は同じ20だ。デスクトップ版はPコアが多い。Pコア8、Eコア4で20スレッド。ノート向けはEコアが多い。Core i7 1280Pと、ゲーミングPC向けのCore i7 12700Hは、どちらもPコア6 Eコア8で20スレッド。ノート版もPコアが6コアに増えているので、4コア8スレッドの旧世代と比較して、単に省電力コアが増えただけではない大きな性能向上が期待できそう。

たとえるなら、大人8人中学生4人のデスクトップ向けCPUと、大人6人中学生8人のノート向け…というとどっちがましなのかかえってわかりづらいか。

ゲームお試し

エルデンリング

楽しいれす、けどドヘタクソですぐ酔うのでたまにしかできない。

ベボベ

なかなか美麗グラフィックゲームでやりたいものが見つからないので、イリュージョンの最新べぼべ体験版(女体エディットお試し)を試してみた。3080Tiに限界まで頑張ってほしく4Kに設定したところ、めっちゃきれいだったしグリングリン回せる*6。それでもGPU温度は60~70℃なんだよな。でも久しぶりにこれ立ち上げてみたら、なんかジーって音がするな…前こんなのしてたっけ…。

ゲームとしてはなんというか単調そうだが…。

記憶から消してたけどVRカノジョもやったんだった。床の中からカノジョを見上げる妖怪気分を味わえた。

なんかプレイヤーは家庭教師?役だったと思うけど、ひとつ問題教えて、本棚に本を撮りに行くのを見守って、昼寝してるのを眺めたくらいで、突然「私を好きにして」状態になった。まあ映像全振りですストーリーなぞ要らんのですというスタンスはわかるんだが、イリュージョン系列のゲームって昔から、グラフィックの美しさと中身の実験性の対比がえぐい。

それにしてもかようにグラフィック性能が天井知らずで高性能化していく今なのに、こういう尖がりまくった作品を除いてギャルゲがほぼ死滅状態になってるのは皮肉というか、どういうことなんだろう*7

まだまだ動きがロボットみたいなので、VR動画というキラーコンテンツが追加された現実には当分勝てないのではと*8

*1:ヤフオクでパーツ落として安価なPentium3 PCサーバ組んだり楽しかった記憶

*2:「PC」カテゴリの過去記事を見てみると、CeleronCeleron D 2.93GHzだった。そして別にPrescottPentium4 530を持っていたようで、爆音爆熱CPUはこの530だったようだ。で、Cedarmillもそれなりにうるさかったっポイ。すまんCeleron

*3:とはいえ、古のHDD時代のように「7200回転の3.5インチHDDが載せられるからデスクトップが速い」みたいな差別点がなくて、ストレージに関してはハイエンドノートならPCIe SSDを載せたデスクトップと遜色なさそうなので、デスクトップとノートを分けるのはCPUしかないのでは感

*4:2022年6月末時点の話。未曾有の円安進行に伴い、7月7日より個人向けPC一律10%の値上げを予告していた

*5:Dell XPS 8950の20万円台前半のモデル、で終わる話ではある

*6:※シンプルに回転の意

*7:ソシャゲxvideos連合に敗北して分割されたと雑に捉えている

*8:囲碁・将棋AIみたいに10年程度で現実を凌駕するかもしれないが。

高倍率コンデジ Nikon COOLPIX A1000 本題はメーカー謹製スマホアプリによる位置情報付与について(NikonのSnapBridgeはかなり出来がいい)

なぜいまさらディスコンの高倍率コンデジを買ったのか

クロスバイクで持ち出せる軽くて望遠に強いカメラが欲しかった

野鳥撮影が趣味なのだが、近所の撮影ポイントが工事で立ち入り禁止になったり、クロスバイクに乗るようになったりで、サイクリングに持っていっても苦にならないサイズと重量の望遠コンデジを探すことに。

 

コンデジスマホに押されて世の中からどんどん消えている

しかしまあこのジャンルはもう斜陽を通り越してディスコンの嵐。スマホと直接競合する光学3~4倍のコンデジだけではなく、スマホにはないアドバンテージを持つはずの光学30倍~の高倍率コンデジも軒並み消えてたり、残っているモデルも発売から何年経ってるのという古株ばかり。残っているのはアウトドア系と、巨大ボディの高倍率デジカメ、あと比較的高画質な1インチセンサー系くらい。

 

とりあえず買ったけど画質はお察し

野鳥撮影ということでポップアップではないファインダーが欲しく、焦点距離は長いほどいい、という条件で、NikonCOOLPIX A1000を。これも去年ディスコン済みであり、売れ残っていたものを購入した次第。35㎜換算24-840mmの高倍率超望遠コンデジ。ファインダーがある分、330g。ポップアップファインダーを持つソニーの競合モデルDSC-HX99が242gに抑えているのに比べて少し重いものの、まあ許容範囲内。小さすぎても撮りにくいのよね…。

 

もう一つの目的 Nikonのカメラ連携用スマホアプリSnapBridgeを試したい

他社アプリの位置情報付与に嫌気がさしていた

まあ写り自体は、「これじゃそりゃスマホに駆逐されるよな…」という1/2.3型豆粒センサーの悲哀を再確認して終わりだったのだが、Nikonのデジカメを買ったのにはもう一つ理由があった。Nikonのカメラ連携用スマホアプリSnapBridgeを使ってみたかったのだ。どうもこのアプリによる位置情報記録が、今まで使ってきた他メーカーのアプリより出来がいいようだぞと。ちなみにマイクロフォーサーズのミラーレスカメラを使ってきたので、比較対象のアプリはオリンパス(2015年~2018年のアプリ)とパナソニック(2018年~のアプリ)だ。なおスマホiPhoneしか使ったことないです。

 

まあ位置情報なんていろんなスマホアプリで後付けできるのだけど、写真を大量に撮り散らかすのでそういう邪悪な追加作業はしたくない。したくないので、カメラとアプリの位置情報連動状況に気を遣うあまり、シャッターチャンスを逃す。もうこういう下らない輪廻から抜け出したいのです。なぜ気を遣わなければならないのか、オリンパスパナソニックの公式スマホアプリにおける位置情報連携の仕様を以下にまとめる。先に書いたように、最新モデルのものではないので注意。オリンパスに至っては事業売却済みだし。

 

他社アプリ① オリンパス OM Image Share (OI.Share)

まずオリンパスアプリは仕様が曲者で、撮影のたびに位置情報を写真に付与するのではなく、まずアプリ側で位置情報の記録開始→記録→記録終了、という一連の操作をしたうえで、記録した位置情報ログをカメラに送信して、複数の写真に一括して位置情報を付与する、という仕様だった。そうするとどういうトラブルが起きるかというと、

 

欠点① 位置情報記録の開始を忘れる

これはまだ自分のミスなので諦めがつく。諦めがつかないのは

 

欠点② 記録中にアプリが異常終了して、それまで記録していた位置情報が吹っ飛ぶ。

旅先で数時間撮影した後にこれが起こったときは悶絶しました。位置情報の精度ではなく、アプリの安定性に問題があった。なおこまめに記録を終了させろとかいう人間がアプリに合わせろ式の話は聞きたくない。

 

なので、パナソニックのカメラボディに買い替える前は位置情報の連携方式を調べた記憶がある。

他社アプリ② Panasonic Image App/LUMIX Sync

最初はよかった

途中でカメラアプリが代替わりしたけど、できることも速度もあまり変わらなかった、いやむしろ悪化した気がする。接続が遅くなったとか復帰しづらくなったとか。

 

パナソニックのアプリの場合は、カメラとアプリがBluetooth接続されて、カメラの画面に「GPS」表示が濃い白色で表示されていれば、写真を撮影するたびに位置情報が写真に付与される仕組みだ。これでカメラの画面に「GPS」と表示されてさえいれば、位置情報に気を使う必要はないんだ!と嬉しかった記憶がある。

 

欠点① GPS連携に時間がかかる(15秒)

しかし、使っていくうちに問題が出てきた。一つは、カメラの電源を入れてから「GPS」表示が出るまでのレスポンス。15秒かかる。スリープからの復帰でも同じようにかかる。

欠点② スリープからの復帰後には位置情報連携はまず切れたまま

なんならスリープ復帰では頻繁に位置情報連動の復帰に失敗する。もちろんこんなことではシャッターチャンスには間に合わないので、なるべく電源を切らないようになる。とはいえやはりバッテリー持ちとの兼ね合いで、さすがに5分10分ある程度の時間が経ったらスリープするように設定するので、たいていしばらく間をおいて突然シャッターチャンスがきた時には(野鳥はたいてい突然来る)GPSロスト状態になっている。

欠点③ 謎の第三のステータスがあるため、GPS連携が確立されてるのかわかりにくい

パナソニックの位置情報連携にはさらに残念なところがあって、連携のステータスがON(「GPS」表示)/OFF(非表示)の二つだけではなく、第三のステータスがあることなのだった。それは「GPS」表示が薄い白色の場合。これは「Bluetooth接続は確立しているが、GPS連携はできてない状態」あるいは「一度確立したGPS連携をロストした状態」のどちらかなんだろうけど、いずれにせよこの表示状態だと撮影時に位置情報が付与されない。炎天下の屋外で撮影しているときなど、GPS表示が濃いか薄いかなどなかなか気づかない。さんざん撮り散らかした後に「あっ薄い!やっしもーてぃん!」と凹むのが関の山。

欠点④ 関係ないけどWifi接続確立にも時間がかかる

かてて加えて、パナソニックWifi接続も遅い。外で撮った写真をスマホからうpするのにもいちいちWifi接続に1分かかってたら萎えます。なお野鳥撮影はとにかく高速連射で1日数千枚単位で大量に撮影するので、自動転送設定は選べない。

 

どっちもダメ

ということで、オリンパスの事後一括付与方式もダメなら、パナソニックのなんちゃってリアルタイム付与方式もダメ。他のカメラメーカーはどうなんだろなと。ソニーキヤノン富士フィルムはよくわからなかった。ただニコンはカメラの側に気になる設定があった。

 

ではSnapBridgeの位置情報連携はどうだったか

かなり良い

結論から先に言うと、SnapBridgeの位置情報連携はかなり良い。カメラ専業メーカーの意地を見る思いがする。さすがにこのためにフルサイズミラーレスに買い替えることはできないけど、パナソニックとOMDSにもぜひ見習ってほしい。

美点① スマホとカメラでBluetooth常時接続可

まず本体側の話になるけど、Nikonの新しめのカメラでは、カメラの電源を切ってもBluetooth接続を維持する設定ができるようになっている。

例えばCOOLPIX A1000だと「通信メニュー」→「Bluetooth」→「電源OFF中の通信」→「する」だ。

こういう設定があるということは、例えばカメラの電源を切ろうがスリープしようが、カメラは常にスマホBluetooth通信しているので、GPS連携を維持し続けてくれるのではと。マニュアルやニコンユーザーのブログをチラ見しまくった感じでも、できそうに見えた。ただ、カメラマニアで位置情報付与を気にしてる人、ほぼほぼいないんだよな。どこで撮った写真かはどうでもいいのかな。

 

まあもちろん常時接続する分、カメラとスマホのバッテリーは減り続けるのだが、最近のBluetoothはかなり省電力で動作するようになっている。スマホのバッテリー持ちに大きい影響があるとは思えないし(※影響には個人差があります)、カメラはバッテリーの複数持ちやモバイルバッテリーでカバーできる。バッテリーチャージャーが別売りで本体にUSB給電するモデルなので、説明書にできますよとは書いてないけどモバイルバッテリーからの給電もOKなんじゃなかろうか。実際できるのはできる。

 

でSnapBridgeを試してみたら、期待通り。SnapBridgeをスマホで起動しておけば、カメラからの初回接続には10秒ほどかかるものの、一度Bluetoothマークが転倒したならば、それからはスマホ側でアプリをバックグラウンドにしても、カメラの電源をOFFしてもBluetooth接続は維持されて、撮影のたびに位置情報が写真に付与される。今まで100枚くらいは撮影していると思うけど、位置情報付与に失敗したことはない。

 

美点② 常時接続状況がインジケーター点灯で一目瞭然

カメラの電源をOFFしてもスマホと通信していることを示すためだろう、電源ランプが黄色く点灯する。なおスマホ側でSnapBridgeを落とすと消灯する。

美点③ Wifi接続も速い

またSnapBridgeはWifi接続も12秒ほどと、かなり速い(Panasonic比)。そのうえ、スマホ側でフォアグラウンド起動してる限りはWifi接続を維持してくれる(バックグラウンドにするとBluetooth接続に切り替わる)。実にユーザーフレンドリーだ。

運用上の注意点

1点だけ。「1日の撮影を終えたらSnapBridgeを終了させること」

いかにBluetoothが省電力といっても、一晩中通信させれば、カメラのバッテリーは確実に切れる。例えばSnapBridgeを起動しっぱなしのまま寝たりすると、翌日以降いざカメラを使おうとしたときに、カメラのバッテリーが空になっていることに気づくのだ。このミスさえ避ければあとは何の問題もない。

 

パナとオリOMDSも頑張ってほしい

なお半年前くらいに店頭で確認したところ、たしかOMDS PENの新しめのカメラボディには、ニコンと同様に電源OFF時もBluetooth接続を維持するオプションがあった。ならOM-1あたりの高級モデルにもあるんじゃないかな。ただ連携アプリのOM Image Shareは、OM-1利用者のブログを読む限りでは、まだ位置情報は事後一括付与方式っぽいですね。楽しんで使ってる人にわざわざトラックバックでネガティブ情報をお届けするのはイヤなので引用はやめときますが。

リンナイ ガステーブル ラクシエプライム RTS65AWG34R2NG-V 鶏もも肉がうまい米もうまい

自炊初めにガステーブルを買いかえた

自炊初めにまず買ったのがこれ。

コロナ禍

コロナ以降、すっかり外食に行きづらくなった。開いててもいつ閉まるかわからないし。

コンビニ弁当を食べたくない

そのうえ、年々コンビニ弁当が食べられなくなってきた。昔からだけど、コンビニ弁当は完食までにやたら時間がかかるのである。とくにご飯がいただけない。

ココットプレートが便利そう

そろそろ自炊というか魚や肉を焼くくらいしたいなと思いつつ年末に帰省した実家で、ココットプレートなるでかい貝殻のようなケースをグリルで使えるガステーブルがあることに気づき。なんでも手入れが簡単なうえ、これの中で素材を燃やすのでグリル庫内が汚れないらしい。テーブルトップの汚れが取りやすいのもよいと。

 

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蓋にスリットがついていて、ここから飛び出した油は高温で焼ききってしまうことで、グリル庫内が汚れにくいと。ふーん(よくわかってない)

 

ヘルシオで魚や肉を焼くのがいまいちめんどうだった

ヘルシオを持っていて、ヘルシオでも魚や肉を焼けるが、網を洗って下皿を洗ってと後始末がめんどいうえに煙や魚の臭いも結構気になる。当然洗わないとほかの用途に使えないので、なんでもヘルシオでやるのもつらい。家ではヘルシオはレンジ&モーニングセット(トースト&目玉焼き)専用機になっている。

家のガステーブルはグリルなんか使わないからとグリルなしのものを使ってきたが、昔風の汁受けがついているタイプで、すぐ汚れる上に掃除がしづらい。汁受けは熱に負けて曲がっており、ごとくもボロボロでそろそろ限界。また、一度だけだが麦茶を沸かしているとき放置してやかんをダメにしたトラウマもあり、安全装置が付いた良いガステーブルを買うことに。

 

ガステーブル購入まで

量販店は高いうえに在庫がない

で、帰省から戻った大阪駅から即ヨドバシに行ったのだが、ガステーブルの在庫がぜんぜんなかった。特に欲しい左強火の都市ガスモデルが全くない。それに高い。ガステーブルって10万もするの、みたいな。

 

なぜかネットには大量にある上に安い(そしてなぜか量販店と型番が違う)

ネットでは普通に売っていて、その上安い。ハイエンドでも7万円くらい。どうも同じものではないようで、スペック上の違いが見えないモデルでも型番がぜんぜん違う。というか量販店モデルがメーカーのカタログに載っていない。何で調べたのか忘れたけど、量販店モデルは部品のグレードを下げて安価にしてある、とのことだった。それなのに高いのか。

 

ちゃんと選んで納得のいくものを買おう→ハイエンドに行く

ネットで買おう。どうせなら上位機種のラクシエプライムを買おう。ガラストップがきれいだから。まあガステーブルのハイエンドはビルトインタイプなので、据え置きタイプでがんばっても実のところアッパーミドルがいいところですが。

安いからと買ったものは雑に扱ってしまうので、ここ10年くらいはちゃんと選んで、高くても欲しいもの、いいものを買うようにしている。と言いながら上から二番目をあたりを選ぶことになりがちだけど。

 

なお上位機種のラクシエプライムじゃなくてもココットテーブルがついてるガステーブルは3万円台からある。それでも下位モデルのラクシエファインじゃなくて中級モデルのラクシエ(実売4万円台)から選んだほうがよい。

 

 

一番の違いとして、ボタンを押すだけで魚やトーストをよろしく焼いてくれるオートグリル機能はラクシエから。他にも手入れがしやすい機能がいろいろ付加されている様子(正直よくわからない)

 

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使ってみて

重い

届いたときには重くて驚いた。16.5kg。それまでのガステーブル6kgの三倍近い。つかってみると、ココットプレートうんぬんより、鶏もも肉はブラックペッパーと塩をかけて焼くだけでこんなにうまいのか、と驚きだった。ココットプレートに放り込んで12分タイマーかけるだけという手軽さももちろんよかったが。感動して次の日も食べてみるとパサパサであまりおいしくない。鶏むね肉だった。それ以来、鶏むね肉は一度も買っていない。

 

ココットプレートは何でも燃やせる

ココットプレートはわりと何でも焼けて、レシピに明記してあるもので各種魚の切り身、鳥肉、餅、からあげ、トースト。ほかにもハンバーグ、牛ステーキ(あまり厚くないやつ)に、焼き肉用の牛肉もいけた。トーストはモーニングセットは無理だけどヘルシオよりはるかに早く焼けるので時短したいときには重宝する。とりあえず燃やせばええと思っている似非料理人にとっては不満を感じない。

魚を焼く際には自動で焼き加減を調節してくれるボタンがあり、これも便利。

 

ココットプレートは手入れも楽

ココットプレートの手入れは油をふき取って中性洗剤で洗うだけ。実際、グリル庫内はかなーり汚れにくい。さすがに半年使っていると、ココットプレートに付着した焦げ?が取れなくなってきたが、普通に売っているので買い替えればいい。ていうかアルミホイル(シリコン加工)を使うとか、気を遣えばもっと長持ちするのかもしれない。

 

 

他にも便利機能満載

①麦茶錬成半自動化

麦茶をよく沸かすのだが、水を沸かすボタンに加えて、沸かした後に弱火で保温する時間が指定できて自動消火するタイマーまでついていて、麦茶錬成が半自動になった。

 

②安全機能も一通りある

鍋なし検知などの安全機能も一通りついている。

③標準オプションの炊飯釜でオート炊飯

後でデカい冷蔵庫を買ったところ、玉突き式に炊飯ジャーの置き場がなくなった。このガステーブルにはオプションとして炊飯釜が用意されていたので購入。米を炊くためだけの鍋とかなあ、と思ってたけどこれも手放せなくなった。

 

 

米と水を入れて炊飯ボタンを押すだけで、火加減を自動調節してくれて、三合ならほぼ30分きっかりで蒸らしまで含めて炊飯終了する。それを冷凍パックで小分けにして冷凍している。200gなら5つ+炊いた日の一食分。

 

 

都度ジャーで炊いて保温するより時短になるし美味しい。もう茶碗すら使わないので味気ないがすぐ慣れた。5合タイプもあるよ。

 

 

 

余談

関係ないけど、リンナイのガステーブルにはココットプレート以外にも「ココット」「ココットダッチオーブン」といった類似名称のグリル調理機器があってややこしい。どうやらビルトインガステーブル用のオプションのようだったけど。