なぜこんな曲がB面なんだろうと思うような曲。考えてみたら、大好きなユニット『キセル』にも、そんな曲があった。
シングル『雪の降る頃』のカップリング曲『青空に』。
「しばらく続けば青空に 少しだけ影を描いてみたくなるもんで」
明るい空を暗い気持ちで眺めてしまう。
そんな俯き加減の気分を、ピアニカとアコースティックギターで緩やかに描く佳曲。
ライブ映像。
http://www.if-fukuoka.com/040229/play.cgi?id=336
スペースシャワーTVのオムニバスアルバム『スペースシャワー列伝〜宴〜』に提供している『サイレン』も、そうした佳曲だ。
「夕暮れ時に何か見落とした 夜が来るのに 何を見落とした」
近年のキセルは、特に3rdアルバム以降、おおらかに、やわらかに、明るく開けていっている。
この二曲は、そうした彼らの進化の道筋からこぼれてしまったような曲だ。
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