パーセラ商工会副会長候補代理二栄光アレに追記


マルチプルタイタンパーは謎でもなんでもない鉄道工事の保線用機械で、保線作業時間を劇的に短縮したものであるらしい。モノ知らずは恥をかく。

目的 列車走行に伴うレールのゆがみを矯正するために使われる。バラスト軌道の場合、列車が走行すると枕木が沈降し、レールがわずかにゆがむ。このゆがみは列車の乗り心地を悪化させる上に、高速走行を阻害する原因にもなり、定期的なメンテナンス(=保線)が必要である。マルチプルタイタンパーが導入される前は、つるはしやタイタンパーで保線作業を行っていたが、大量の人員と長時間にわたる作業時間を要していた。最新の機械では、機械操作に2人その他監視等に2〜3人で作業でき、一般軌道では100メートルを10〜15分程度でつき固めることができる。


であるにしても、『何に使うか分からんほど格好いい名前』であるのは同意だし、そこから『我々はマルチプルタイタンパーに魅了された子羊と同じなのです!』で『それは光すら飲み込む暗黒の物体、我々は既にシュバルツシルト半径内にとらわれているのです!』と、ついにはブラックホールと化するに至ったマルチプルタイタンパーからの脱出、光を超えた速度を可能にする技術をまさに語り出そうとする瞬間のパーセラ商工会副会長候補代理の神々しさが薄れるわけではない。


残念ながらこの直後にパーセラ商工会副会長候補代理の軽やかな舌の素晴らしさを理解しない主人公パーティがくす玉を勝手に割る暴挙に出て、演説は強制終了と相成るのだが。




PSPでも以下のようにピエトロ王子が主人公である1と2がカップリングされる形で復刻されているようですが、オリジナルエピソードが追加され、アニメーションがグレードアップしている反面、1と2の内容そのものが一部削られている、とのことなので微妙。