せっかく回線が早くなったからなんかないかなと、youtubeを漁る。Swervedriver『Son Of Mustang Ford』等と、その中心メンバーのAdam Franklinの現在（？）のバンドであるToshack HighwayのPVなど。アダムちょっと禿（略）。で、もしやと思って探したらありましたよ、The Blankey Jet Cityのイカ天出演時の映像。僕的にTheは要るのです。相原勇が懐かしい。
一発目からCat Was Deadか。浅井健一の格好良さにびっくり。格好良いというより、きれいなのだ。曲もあの印象的なイントロのギターソロがなかったけど、基本的にはデビュー作に収録のバージョンとほぼ同じ。歌詞も少し原始的だったが、ほぼ完成版。デビュー前、イカ天一発目のこの時点で既に、完全に本物。
本物だから当然だが、演奏再生前後で審査員の空気が全然違うのも印象的だった。この番組はチャレンジャーバンドたちの演奏を7人の審査員がビデオでチェックする形式が基本。3人が「もう聴きたくない」と判断すると曲の途中でも再生が中止される、という、視聴者にも分かりやすいリアルタイム判定方式。完奏できれば第一段階突破、さらに審査を経てその週のチャンピオンが決定され、さらに前週のキングと争い、勝てばキング昇格。で、5週をキングとして勝ち抜けばグランドキングだったか。それだけに、誰よりも審査員たちが驚嘆しているのが分かる。彼らも海千山千だけに、「面白いのが出てきたなあ」というある種保護者的な感慨も交えてはいるが、三宅祐司の寒いギャグなどゆるい空気だった演奏前とは明らかに違う。凄い。
