冥王星の没落と我が半生


大げさに言えば、オリックス近鉄の合併以来の衝撃。
子供の頃から当たり前だったはずのことが変わってしまうという意味で。


しかし、冥王星の人がいなくなっても大過ないという話はある。
そもそも、かの世界は木星の人までであろう。
私は、ご他聞に漏れず水星の人が(略)。


思い返すに、妙にゴージャスな金星の人の時点で何かを踏み外していた感があった。
土星の人はその慎ましさを魅力的だとは思ったが、その慎ましさ故にストーリーへの貢献が弱かった故か、
私にかの世界それ自体への関心をよみがえらせるにはいたらなかった。
外惑星の人々の登場に至って、かの世界への興味はほぼ無くなった。


まあ、惑星名の持つ色彩感をデザインに反映させているため、
金があのようにゴージャスな造形になるのは必然ではあったのだろう。
また、土星の人については、その性格と外見の調和が一つの原型として、
それ以降の他の世界の人物造形に強い影響を残していることは否定しない。
人格としては空虚だと思うが。


ともあれ、長い時が経った。
私も、今では翠スキー。紅スキーでもある。