失態


やってしまったっ……!
猛省……!


仕事上の必要から、人柱PCを1台自宅に持つことに。
現在余っているパーツは、かの狂える趣味のためにガワと915マザーを除いて全てを売り払ってしまった抜け殻と、CD-ROMドライブ。

そこで、

  • 光学ドライブは2003サーバのコンボドライブを引っこ抜いて、サーバにはCD-ROMドライブをあてがう
  • メモリは当座はメインPCから256MBを引っこ抜き、当座をしのぐ。Vista試用の際に、グラフィックボードと共に改めて追加する
  • OSは余っているXP Pro初代の正規版を使う


よって、あとはHDDとCPUだけあればよい。ということで、日本橋に赴いた。

まずHDD。これは最低限の容量と速度があればよいので、40GB、7200rpm、ATA100対応で2500円の中古を買う。
問題はCPUだった。CeleronDの5000円前後の奴を買おうかとも思ったのだが、そこで再考した。人柱PCだけに、OSのクリーンインストールを延々繰り返す予定だ。915マザーに取り付けられるCPUはPentium4までであり、それらは値段もこなれてきている。作業効率から考えると、1万円余分に出してでも、使える最速のものを買うべきだと。


そこで素直に、Prescottコアの5*1か6*0を買っていればよかったのだが、売り切れだが6*1という型番のものがあることに気付く。ソフマップのブロードバンド体験PCでこそっと調べてみると、コアがCedarmillに変わり、消費電力が格段に下がっているとのこと。以前使用していたPentium4 530のゴバーというファン音には閉口させられたこともあり、標的をこれに定めて探し回る。Pentium4プラットフォーム最期のCPUのためなかなか見つからなかったが、結局数えるのも嫌になるソフマップ*号店で中古の651(3.4GHz)が特価17500円で売られているのを発見し、捕獲した。


で、結論として、これが動きませんですた。同じPentium4でソケット形状もLGA775で同じだから、悪くてもBIOSアップデートで動くはず、という思い込みが、もろくも外れた。今持っているPrescottマザー2枚のどちらも駄目。同じコア変更でも、前のNorthwoodからPrescottへの変更時は、よほどのNorthwood初期のものでもない限りBIOSアップデートで対応できることが多かったのに。実は915マザーもチップセットレベルではCedarmillに対応しているのだが、今回は先細りのプラットフォームなので、ほとんどのマザーボードメーカーは対応する気がないらしい。


またPrescottのCPUを買いなおすのは不毛なので、マザーを買うのが最善だろう。そこでさらに、Cedarmill対応のチップセット(945以降)がDDR-SDRAMメモリをサポートしないという恐るべき情報が。さすがにメモリまでは辛い。調べてみると、さすがにこれはマザーボードメーカーのほうでDDRメモリを使用できるものを用意しており、追加投資は1万円弱で済みそうだ。Core 2 Duoへのアップグレードが可能なものも多く、今後のことを考えてもマザー買い替えが一番か、