燃え上がれ人柱


CPUの不適合という凡ミスで頓挫していた人柱PCのセットアップが、昨日ソフマップで追加パーツを揃え、先ほどようやくテストOSのインストールまで終了した。長かった・・・。


○苦難1:メモリの流用が出来るマザーが見当たらない


やはりというか型が古いようで。とはいえ、流用できるメモリは256MBのみで、テスト時の一時しのぎ以上の意味はない。また、先々VistaRC1を入れること、最近のマザーはメモリ2枚刺しで本来のパフォーマンスを発揮できること、安物のメモリは壊れやすいという過去の経験から、メモリは妥協せずに行くことに。それで以下の追加パーツを購入。

  • メモリ(バルクだがJEDEC準拠) DDR2-667 512MB*2 13600円
  • メモリ交換保障 525*2 ←妥協
  • マザーボード 中古 7992 ←妥協


最新のマザーボードは、オンボードビデオつきの奴はどれも2万円を越えていた。アホかと。幸い25日はソフマップの中古の日であり、型落ちの優良マザーが10%引きで売られていたため、その中から以前使って好感触だったASUSTEKの945GチップマザーP5LD2-Vを購入。

結局トータルで4万円強の出費。ケースと光学ドライブは流用できたし、HDDとマザボで節約できたので、スペックから言えば安く済んだ。CPUのみ、18000円ならCore2Duoのローエンドに手が届くのだが、それは流れなので言っても仕方がない。(追記:このマザーでは、少なくとも2006年9月30日現在は、対応CPUはPentium DまででCore 2 Duoは使えない。945GチップセットCore 2 Duoが使えるのは、あくまで再設計された新型に限るということらしい)


○苦難2:またもやCPU認識せず


今回はマザーボードの対応を確認した上でだったのだが、動かず。メインマシンからひっぺがしたCeleronD 2.93GHzの方はあっさり認識し、久々のBIOS画面に感動しつつも、CPU不良の可能性が頭をよぎる。実際は、BIOSが極めて初期版(1.3)のためで、最新版にアップデートしたところ無事認識した。CeleronDにしても、BIOSアップデートしないと認識しないはずなのだが、謎。


○苦難3:BIOS情報を変更しても記憶してくれない


BIOSで時刻と日付がおかしいというエラーメッセージが出力され、直して保存してもすぐ忘れる。ボタン電池のピンが曲がっていたためで、直したところ改善。


○苦難4:BIOSオーバークロック失敗エラーメッセージ


オーバークロック設定が細かく出来る上級者向けのマザーなのだが、やる気なし。なのに、オーバークロックに失敗しましたと怒られる。BIOS上の関連する設定を確認しても、全て自動になっている。ふとCPU温度を見たら、97℃でムギョー。CPU温度が異様に上昇しているので、オーバークロックのエラーと認識している様子。どれだけファンとヒートシンクの設置をやり直しても改善されない。ふと見るとヒートシンクはともかく、ファンがCPUスペックには不似合いに小さいのに気付き、CeleronDのファンを付けてみると40℃に改善。比べてみると、添付のファンはCeleronDのものよりも相当小さい。中古だからと別のCPUのものを適当につけた可能性がある。結局、付け難いので敬遠していた以前使っていた静音ファンを使用することに。これも40℃前後。


WindowsXP無印のインストールまでは終わった。コンピュータ名は当然BURNだ。んが、SP1を当てないとLANドライバーのインストールをさせてくれないので、ネットにつなげられない。なんだそれは。俺はどうとでも出来るが、無印1台しか持っていない人だったらそこでアウトではないか。


しかし爆速。セットアップしたてというのもあるのだろうが、XPのロゴが出て2秒後にログイン画面になる。