徳山・・・

 PRIDE参戦が浮上しているプロボクシングWBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守(32=金沢)に対する日本ボクシングコミッションJBC)の事情聴取が、6日に行われることが決まった。

 安河内事務局長は、WBCから現役引退か、王座を保持したままPRIDEに参戦するのかを確認するよう要請されたという。「確実なのは現役引退なら1月3日のミハレス―川嶋戦が暫定から正規のタイトルマッチになることだけ」と話し、ライセンスはく奪などの処分はWBCの判断を仰いでからとなりそうだ。


指名試合の期限までは試合をしなくてもいいんでしょ、という、やる気皆無、ボクシング界への諦め感漂う(20061106追記:徳山の本人Webでの発言内容を見て、左記の悪罵は取り下げました)徳山の姿は辛い。だからこそWBCは、ミハレスVs川嶋2なんて組まずに、正規・暫定の王座統一戦を勧告するべきだったのでは。試合をやる気の無い王者を差し置いて暫定タイトルを造るのはいいが、暫定王者が誕生した9月18日の時点で期限は半年を切っていたのだから、王座統一戦を勧告できたのでは。それを、「引退するならご勝手に。暫定を正規認定するから」というこの対応。チャンピオンは次のボスがボス猿を倒してなるもんであるべきだ、と思いたい。これじゃますますつまらなくなる。徳山の性格や価値基準はよく分からないけど、ミハレスとの決定戦なら受けたんじゃないのかなあ。少なくとも、俺は長谷川戦より観たいぞ。WBCスーパーフライ級最強決定戦なのだから。