ダルチニヤン、春を謳歌す


http://www.secondsout.com/World/news.cfm?ccs=225&cs=51234


凄まじい自信。訳は適当でスよ。


直近の対戦相手アルセについては、もう完全に下に見てますね。『いつも口だけはでかいこと言ってる。あの口を塞ぐよ。ほんとは二年前に実現してる試合だったんだけどね。こんどこそやる。』。勝って当然、問題外って感じですね。

WBAバンタム暫定王座決定戦登場の黒い噂が出ているミハレスについても『彼は自分がグレートでスマートだって思ってるから、俺は君より速いしスマートだよ、潰してあげるねって言ってやった。1Rで終わらなくてよかった。ラッキーパンチって言われるから。毎ラウンド彼を圧倒した上で倒しただろう』。

ダルチは続いてアマ時代の幻滅(『俺が一番強かったのに、タッチボクシングでポイント負け』)から来る強いプロでの栄達願望、その頂点としての四団体統一への夢を語っています。よって、残るWBO王者であり階級最強の呼び声高いフェルナンド・モンティエルが統一戦に消極的なことにはご立腹。よってモンティもクソミソにけなしてます。ただし、まったくの放言orセールストークというわけではなく彼なりのモンティ評価軸があるようです。なんでもモンティの兄と試合をしたことがあり、10R判定ながら、100-83 | 100-84 | 100-88 の大差勝利。『自分がアニキと大差ないって分かってるんだろ。同じようなスタイルだし。で、俺がアニキを毎ラウンド10−8って感じでボコボコにしたのをあいつは見てる。なんで俺との試合に消極的なのかっていうと、単にそういうこと』。
で、そのモンティと試合予定の、ダルチに唯一黒星をつけた憎きノニト・ドネア。『あいつは自分がラッキーで勝ったって分かってるよ。だから再戦に応じない。あいつはチキンだ。次やったら毎ラウンドボコるよ』
いやはや、モンティすら格下、ドネアもまだ認めていないのですね。モンティ兄の映像は未見ですが、グレン・ドネアとノニトが別物だったように、フェルナンド・モンティエルは他のモンティエルとは違うと思うのですが・・・。ミハレス戦を見ると、相手が誰でも同じだよ、と彼が自負するのも分かりますし、『ミハレス戦はベストじゃないよ、歯が痛くて寝不足だった』だそうですが、モンティエルもドネアも前後左右に速く動いて距離を調節できる、身体能力の優れたボクサー(悲しいかなミハレスは違った)。彼らのスピードで距離を測られたら左の大砲もショートアッパーもそう当たらないのではないかな、と思えるのですがね。確かドネアはミハレス戦を観てなお『ダルチ変わってないから何回やっても同じ』と言い放ったそうですし。

ここまで言うのならば四冠統一とリマッチにとことん拘るのかと思えば、モンティもドネアもやる気がないなら待つ気はさらさら無いようで、もう三階級制覇に心は動いている様子。サービス旺盛なのか躁気質なのか。バンタムではペニャロサの名前を真っ先に挙げてますね。それでも『彼はビッグパンチを持ってるから。でも俺の方がパンチあるけど。倒せるよ。三階級制覇、できればそのうち二つで四団体統一したいんだ』


いやー、カバジェロ対ダルチニヤンが観たくなってきました。いや、WBOIBFバンタム取る前に長谷川に挑戦しに来てくれないかな。