ミハレス、ダルチニアン戦後の敗戦の弁


Mijares habla tras caer por noc?ut ante Vic Darchinyan


ついでに今更ながら興味深いものを見付けたので。ありがたいことに英語の要約文を載せてくれています。

・ダルチニアンはグレート
・最後まで彼のファイトスタイルを掴みきれなかった
・今日は私が負ける番だったということ
・我が戦士の魂を見失い、彼につきあって喧嘩してしまったのが失敗
・頭を使うべきだった
・チャンピオンは負けた後に復活してこそチャンピオンなんだ

 気になるのは、『I lost my warrior spirit』の下り。ダウンを取られて我を忘れて打ち合ってしまった、という程度なら、自信家の反省の弁として分かりやすくはあるが、あの1Rは単なる油断の産物ではないから。あの1R、前半はダルチニアン選手が、相対した位置からポジションチェンジしざまの左でヘッドハント狙い。ミハレス選手が、ディフェンス重視から右ショートのカウンター狙いで、6−4ダルチニアンペース程度。それが、ダルチニアン選手がガンガン連打を打って来たところで、ミハレス選手は迎え撃てなかった。かといって距離を取ることも潔しとせず、結果として危険な距離で大砲を避けることに精一杯のように見えた。そこにあのショートアッパー。力の差では、と捉えられても致し方ない。ならば、危険な相手だから足を使ってタッチボクシングすればよかった、ということなのか?でもなさそう。ミハレス選手のスタイル、『戦士の魂』ではないように思える。

 いよいよ明日が復帰戦&二階級制覇への挑戦(あくまで暫定・・・)。負けた後に復活してこそチャンピオン。どういう戦士の魂をみせてくれるのか。復活できるのか。期待してる。