苺を待ちながら


カウンターノイローゼにも萌えまんが。id:toshiyk:20060826で少し触れたが、実は私は苺スキーでもある。
そんな私にとって辛い展開が、今月26日に発売となる最新刊で待っているらしい。
らしい、というのは、待ちきれずにネットであらすじを知ってしまったからなのだが。


Rozen Maiden (7) 初回限定版 (バーズコミックス)

Rozen Maiden (7) 初回限定版 (バーズコミックス)


この写真は、初回限定版に付くフィギュアらしい。


しかし、このまんが、アニメもヒットし、政治家の中にも愛読者がいることが話題になるなど、人形という題材のマニアックさに比して高い人気を誇っているようだが、掲載誌の『月刊コミックバーズ』が近所のどの店にも見当たらなくなっていて驚く。それも、売れているのではなく、単に入荷していないという感じ。まさか、オンライン販売のみというわけでもあるまいが。

この『月刊コミックバーズ』、冬目景の『羊のうた』が連載されていた頃は定期的に購入していたのだが、青年層をメインターゲットにしたマニア系まんが雑誌としては、『月刊コミックビーム』を押さえて、かの『月刊アフタヌーン』に続く位置につけていたはずだ(青年マニア向けがその三誌くらいしかなかった気もするが)。あれから数年、『IKKI』などマニア系雑誌の選択肢も増え、加えて今年に入ってラノベ系のまんが雑誌が大量創刊され、サンデーやマガジンの増刊が多少オタク向けにシフトした感はあるが、『アフタヌーン』、『ビーム』は変わらず健闘しているようだ。そんな中、出版社を渡り歩く不遇の中で、この雑誌だけが凋落したということなのだろうか。