はてな夢日記 「黒い月の夢」(2000/4/22、同左)


何やら病気。部屋でインターネット経由で医者に病状を説明し知見を求める。よくわからない。
女性(非実在)の、新しく開く店の候補地の下見に追従。ビルの一階。
「合鍵をつくらないと」と提案、同意を得る。
彼女の手の中の鍵束には合鍵が。ドアともシャッターともつかないものを開ける。
中に入り、部屋を眺める。レジだけが黒く、あとは全て輪郭のみで半透明。
半透明の机を眺め、昔のゲームみたいだ、と感じる。
いろんなものがこうだったらいいのに、と思う。
外へ出て、共にビルの建っている丘を下りる。そこは病院でもあるので、病院帰りの気分にもなる。
「西はどっち?」と聞かれ、指を指すとそこには煌々と照る黒い月。
今は夜なのでそっちは西ではなく東だった、と思う。月のすぐ上に昇り初めた太陽が見える。
月に目を戻す。真っ暗な中、山の上すれすれに黒く輝いている。
少し歩いた後に振り返ると、隠れたのかもう見えない。
横断歩道を渡ると、鍵屋があった。合鍵を作ってもらう。
彼女はそこで鍵屋に僕の病状を訪ねる。鍵屋、無言で合鍵を削っている。
部屋に戻っている。一人。コンピューターの画面表示がおかしい。鏡に写っているせいだ、と思う。
ハードディスクの電源を入れてないのに気付き、入れる。起動音を聞きながら、十一時、もう昼か、と思う。


(蛇足)
女性と交際したいのだろうか。
「東だ」と思い込んだ途端に昇る太陽が見えたのはすごい合理化。
輪郭のみの半透明は、いい。