大毅 VS ファーペッチノーイ


1、2R 大毅 あからさまにカウンター狙いで手数すくない。でかいパンチもテレフォン。ファーペッチノーイが手数で稼いでるが、期待したほどパンチなさそう。大毅ローブロー1発に、クリンチ時のレスリング行為もどき。偏りまくりの実況が不快。共にファーペッチノーイのラウンド。

3R 大毅のラウンド。だが、終了ゴングがなったはっきり後にパンチを振るなど、ダーティ。

4R ファーペッチノーイの前半のヒット&アウェイにポイントを振りたい。大毅もジャブのような右でヒットを稼ぐが・・・。実況に耐えがたくなり、音を消す。ファーペッチノーイのラウンド。

5R ファーペッチノーイがヒット&アウェイで明確に支配。ファーペッチノーイのラウンド。

6R 大毅、苛立ちからかクリンチ時にレスリングもどき、レフェリーに注意を受ける。なりふりかまわず頭から押し込む。ひどいボクシング。それでもこの回は大毅の攻勢にポイント。

7R 大毅、前半にコーナーに詰めて大降りのボディを打ち込むが、その後はファーペッチノーイがヒット&アウェイで裁く。ファーペッチノーイのラウンド。

8R 後半にクリーンヒットを打ち込んだ大毅のラウンド。

9R 大毅ローブロー連発に持ち上げ。注意はしてたが減点しろ。イーブン。残念だが、世界レベルには遠い試合。坂田はどんな思いでこの試合を・・・。

10R ファーペッチノーイのラウンド。

私の採点では、97-94でファーペッチノーイ。公式採点はなんとほぼフルマーク(一人だけ99)で大毅。声を失う。大毅の軽い右を評価したのでしょうか・・・。

坂田の大毅評価は『スタミナがすごい』『冷静』・・・。それくらいしか言うことがない。


常に右回りで大毅の攻勢をいなしつつ、手数で上回ってゲームメイクしたのはファーペッチノーイでしょう。しかしファーペッチノーイ、力のある左を上にほとんど打たなかったな。右利きのサウスポーか?
とはいえファーペッチノーイは、スピード、決定力共に不足、大毅の軽い右をかんたんに食っていたことといい、ポンサックレックの後継者と目することは到底出来ないパフォーマンスでした。
しかし大毅は泥仕合メーカーだな。ひどすぎる。フィジカルで押し捲ることはできるのかもしれないが・・・。あの前傾姿勢では、相手もまともなボクシングが出来ない。