内藤大助 Vs 亀田大毅戦 前日


いよいよ一日前。盛り上がるというのとは違う気がしますが、やはり気になるものです。正直言うと、大毅には申し訳ないですが、内藤が本物のボクシングをみんなに見せてくれるか、という点に興味が集中してます。悪趣味な書きかたをすると『内藤が実力差どおりに大毅を滅多打ちにするのが見たい』となってしまうわけですが。
当然ながら、ストップすべき状況になれば、速やかに止めてほしいとも思っています。そういう試合になると思うので。


体つきを見るに、鍛えてはいるのでしょう大毅ではありますが、7月のファーペッチノイ戦の拙劣な内容を思い返すに、ポンサクレックを相手に打たせずに打つ試合をやってのけ勝利した内藤大助を相手に、ボクシングで勝負になるとは到底思えません。
先日ボクシングストレートレポートによる分析を参考にVTRを見直してみて、いっそうその思いを強くしました。


内藤の不安要素は試合間隔の短さによる体調不良でしたが、計量後の記者会見の映像を見る限りでは、心配なさそうです。あとは切れやすい瞼の出血くらいでしょうか。せっかくの多彩なフェイントが大毅に気づかれない危険?もありますが、それが被弾に直結するとも思えません。
大毅は例の興毅印・打たせず打たない似非アウトボクシング、というよりサラウンドボクシング?を使う可能性もあるらしいですね。ですが、そもそもフットワークにおいても大毅より早い上に追い足もある内藤がそれで抑えられるわけも無く、早晩ガードを固めて愚直にプレスする亀田スタイルに頼ることになりそうです。
それにしても、横の動きもある内藤がそう簡単にロープを背にするとも思えません。内藤は基本的にはフッカーですから、亀ガードが効果的ではあるのでしょうが、必要があれば効果的にストレートを打つ技術があることはポンサクレック戦で証明済みです。


・・・やはり大毅が打たれまくるイメージしか浮かびません。