まさかの陥落・・・。オーレイドンはスピードがあり、予想よりもいいボクサーでした。おまけに地の利を生かして徹底した当て逃げ作戦で来ましたね。イーグルは右が大振りだったかな。それでも、あの内容で中盤のポイントをごっそり持っていかれたのは辛すぎる。歓声もオーレイドンに偏っていたようで、結局のところアウェイだったのですね。救急車を送ったり、色々チャリティ活動をやっていたはずなんだが。まあ、そういう活動は知られにくいものではあるし。
イーグルに現役続行の意思があるとのことでまずは安心、WBCは指名戦でもオプションがつくとのことなので、なんとかオーレイドンを日本に引っ張り出せないものでしょうか。タイでの再戦では厳しそうです。とはいえ、スポンサーがいないため、金のかかる世界戦は難しいとの話もあるようで。統一戦もなくなってしまった。新井田は階級を上げるかもしれませんね。ある意味、マヨール戦より落としてはいけない試合を落としたのかもしれません。
あと、以前触れた小林秀徳、土曜に日本タイトル挑戦なのですね。いい選手で、眼疾の4年のブランクを跳ね返しての復帰エピソードもあって印象に残っていました。あの試合を見た限りでは、無敗・新人王が頷けるテクニシャン振りと共に、フィジカル面の不安とブランクの影響も感じましたが、精力的に試合をこなしてきた様子。試合毎に作っていると言う自作ポスターも、なかなか格好いいですね。右ストレート解禁とポスターに書いている試合で右でKOというあたり、なかなか。
1階級の減量、相手がスーパーバンタム国内最高ホープと目される下田と、厳しい面はありますが、いずれにせよ新旧ホープが激突する好カード。楽しみです。
