西岡選手の対戦相手候補としても注目したいマルケス兄弟の弟、ラファエル・マルケス選手も、あの対バスケスラバーマッチから1年ぶりの復帰戦。本人はフェザーに上げる気という話ですが。
相手は戦績優秀でKO率が高い（21W(17KO3)L3(KO2)D2）コロンビア人のホセ・フランシスコ・メンドーサ選手。ただし優秀なのは国内のみで、国外での世界ランカークラスとの地域タイトル戦ではことごとく負けているだけに、マルケス選手がきわめて優位かと・・・。
しかし試合が始まってみると、メンドーサ選手の動きが中々いい。KO率ほどのパワーは感じませんでしたが。柔らかくスタイリッシュ。そして、メンドーサ選手の伸びる右を妙にパスパスもらうマルケス選手。2Rまでは非常に心配な立ち上がりでした。
それが3R、一瞬目を離した隙に何が起こったのか、メンドーサ選手が効いてしまっている状態でマルケス選手が詰めに入っていて、テンプルへの素晴らしいパンチでダウンを取りそのままレフェリーストップ。これだからハードパンチャーの試合は目を離してはいけない。
それにしても、復帰戦とはいえ、ディフェンスに少々不安が。
あと、弟が殴られるのを見るのは怖いから試合は出来るだけ観たくない、という話のファン・マヌエル・マルケス選手、たしかに姿が見えなかったかな。
