2chのSNOOZERスレを久々に覗いたら休刊か・・・。まあ、編集長以外のメイン編集者が誰もいなくなれば本なんて作れないよな・・・。
(2006年10月1日追記:休刊は誤りでした。田中編集長曰く、1回分休みを入れて体勢を立て直す、とのこと。失礼いたしました)
それはともかく、そのスレの中で心に響く発言が。
593 名前:名盤さん 投稿日:2006/07/06(木) 21:15 id:yIJwau9E
やっぱ?だよなぁ!!!!!!!!!!!!!
ずっと思ってたよ、スパイラルライフ最高!!!!!!!!!
だから再考!!!!!!!!!!!!!
スパイラルライフがなかったら絶対スーパーカーとかなかったと思うし
フーチュラマはスパイラルライフが4枚目のアルバムで鳴らすハズだった
音だと思うもん。
スーパーカーとSpiral Lifeのつながりなんて考えたこと無かったけど、
>フーチュラマはスパイラルライフが4枚目のアルバムで鳴らすハズだった音だと思うもん。
フーチュラマという表記はかなりイカんが、発言はむちゃくちゃ鋭いかもしれない。
3rdAlとFreaks gogo2がギターロックの色が強かっただけに、揺り返しで、というのは十分にありうる。
同じ時期にフォロワーが出なかった孤高感が、立ち位置としてはよく似てる。
スピッツが気にしてたり、ミュージシャン畑の評価は高かったはず
ただ、スーパーカーほど洋楽ファンからも歓迎されたわけじゃなくて、むしろパクリ野郎扱いだったような気がするけど、
ミュージシャンでも、サニーデイの曽我部はAIR時代の車谷をニセモノだとボロカスに言っていた。
たしかに彼は確信犯的にパクリ曲をよく描く。『Game Over』はMonkeysだが「僕の奏でるモンキーマジック」などと歌っているし、Smashing PumpkinsもNirvanaもMy Bloody Valentineもあった。
そもそも彼を知ったのがBAKU時代の、当時のイギリスでリアルタイムで売れていたロックバンドBirdlandのヒット『White』をありえないくらいあからさまにパクった曲『OK』だった。
しかし彼は同時に、他ではあまり耳に出来ない、乾いた寂寥感を感じさせるメロディの作り手でもある。
アルバムでは1stが一番好きだった。今でもたまに聴く。特にタイトルトラックの「Further Along」。
そして2nd収録のヒットシングル「(DON'T TELL ME NOW!)PLEASE PLEASE MR.SKY」。
この2曲は、Spiralの魅力のうち、ネガティブではあるが否定しがたい一部だったところの逃避願望、脱出願望が美しく結晶している。
Airでは、精神面の悪化と引き換えのようにAir名義の中では最も完成度の高いアルバム『Usual Tone of Voice』から、あまりにも痛々しく許容を求める「Hello」と「Yawn」。この2曲はシングル『Hello』に収録され、Rockin'On本誌でも邦楽盤コーナーで取り上げられていた。近年のライターではダントツに読める記事を書いていた宇野氏がこのシングルを当時のAirのマスターピースと位置づけた上で、この2曲のメッセージを『どうか、僕のことを分かってください』と記していたのは泣けた。
最近では『Last Dance』が出色の出来。逃避も欝も無い、ただただ美しいキャリア最高傑作。この曲は一聴の価値がある。
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