はてな夢日記 「別種の人々の夢」(2000/3/28、3/26)


夢の中で、「一度起きたはずなのに」と思い、「もう目が覚めない」と悲観している。
前の夢の中で、何かまずいことをやってしまい、
それを埋め合わせようと思っている。逃げたくてたまらなくもある。
誰かを訪ねてアパートの玄関を開ける。
中を見渡すと、正面には地下への階段が、右手には二階への階段がある。
ただ、どちらも逆の階への階段のようにも見える。
「いないよ」と女性の答え。尋ね人はいた。
話す。要領を得ない。
和風の家の廊下を歩く、初老の少し丸い威厳を感じさせる男が、豪華な部屋でテレビを見ている。
目が合う。「種類が違う」と感じ、足早に家を出る。
外は廃れ気味。木の電柱が並ぶ道が横たわる。その向こうは見渡すかぎり土と石ばかり。
「どうして海が見えないんだろう」と思う。
人間がちらほら歩いている。どの人間も種類が違う。どこか腐っている感じ。
女が絡みついてくる。不快。
男が襲ってくる。逃げる。振り向くと、男は女の一人の腹を幾度も蹴り上げている。
遠くから女の大群が迫って来る。男は関係ない男を身代わりに突き飛ばし、僕の後を追ってくる。
しかし、女たちの「騙されないよ」という声。男は捕まり、ぼろぼろにされる。
それを後に走る自分の背中を斜め上方から俯瞰している。そこに「Lai don't know」というような字幕が被る。
とりあえずここまで来た、という満足感を感じる。


(蛇足)
夢から一度覚め、ほっとしたのも束の間再び眠り込んで見た夢。
前の夢はディテールは覚えていないが、同様の状況下に追い込まれていたことは確か。
加えて、言葉にしていないが、異様に映像の鮮明な夢だった。
付けっぱなしにしていたテレビの映像の影響と思われる。
核心にある「何かまずいこと」は起きた後しばらくは感覚的には残っていたけど、
言葉に出来ないままに薄れてしまった。