IBFライトフライ級世界タイトルマッチ ウリセス・ソリス vs ロデル・マヨール 結果


マヨール、8RTKO負け・・・。


http://www.boxrec.com/list_bouts.php?human_id=042492&cat=boxer

Mayol's combinations has been doing damage to Solis left eye in the fifth round.

Solis goes down in sixth, but referee rules it a slip. Solis cut badly after Mayol combinations. Solis very groggy! But Solis saved by the bell.

Mayol chasing Solis in the seventh. Solis eats leathers from Mayol. Solis very groggy, and clinches.


上のレポートを見る限り、5Rにコンビネーションでダメージを与え、6R、7Rとソリスをグロッギーに追い込む優勢ぶりで試合を進めていた様子。あくまで文章から受ける印象ですが、6Rにはソリスに微妙な裁定のスリップもあったようですし。それが・・・。


After a good showing in the early rounds, Rodel Mayol walked into a big right shot by IBF champ Ulises Solis and was stopped in the 8th round and failed in his bid to win the world crown in his second attempt.

Mayol was open when caught with a big right, Solis' bread-and-butter punch, and was stopped at the 1:13 mark of the eighth round.


それまでいいパフォーマンスを見せていながら、8Rに接近したところにソリスの右のビッグパンチを浴びて、ストップ負け、二度目の世界挑戦に失敗・・・。
悲しいかな肝心の二段落目が、私の乏しい英語読解力ではいまひとつ具体的な情景が浮かびません。bread-and-butter はパンとバターということで、『必要最低限』だとか、『生活』、『実用的』といった意味があるようなので、ようは右のビッグパンチを指して、ソリスお得意の、必殺のパンチ、という意味合いなのでしょうか。


しかしあのマヨールがTKO負けとは。イーグルレベルの試合巧者でない限り、序盤KOか、大差判定勝ちと思っていたのですが、世界は広いですね。それも、イーグル戦のように中盤から終盤にかけての失速しての判定負けならともかく、TKO負けするとは思いませんでした。ウリセス・ソリスのライトフライ級離れしたKO率と、現ライトフライ級最高の実績は伊達ではなかったということでしょうか。
しかしマヨールも、そのチャンピオンを攻撃力では上回ったようですから、稀有な才能であることに変わりはないですし、再度チャンスが与えられることを願いたいです。出来れば、WBCWBAで・・・。
この試合も可能であればWOWOWで放映してほしいですね。結果は残念でしたが、いい試合だったようなので。