10月20日に行われたFranck Gorjuxとの防衛戦映像。
速いジャブで突き放して、鋭角的な左フック、伸びる左ストレートを打ち込んで、かと思うときっちりボディにも突き刺しと、やりたい放題で1R半ばで勝負が見えている。
Gorjuxも最初こそ左ジャブから組み立てようとしていましたが、もともとフライ級の選手ということもあってか、ミハレスの右ジャブに押されてしまう。そこでと懸命に上体を振る。ジャブを外して距離を詰めて右を打ちたかったのでしょうが、そこにはあのタイミングのいいアッパーが待っていた、と。
左アッパーを基点とした4、5発のコンビネーションでの最初のダウンでGorjuxはほぼ戦意喪失。4発目？の右アッパーがクリーンヒットしてるようです。そのまま川嶋戦でも見せた高速ラッシュで再度ダウンを奪われ、立ち上がるものの朦朧とした様子で、そのままストップ。1RTKO。
Gorjuxの力量と挑戦資格には疑問が残るとはいえ、やはりミハレスが化けたというしかないですね。川嶋との第一戦の時点でテクニックも回復力も見せてくれましたが、こんな威圧感と攻撃力を持つボクサーになるとは。
そろそろ、対抗王者かそれに比肩する一流どころとの試合が見たくなってきました。
