WBA世界フライ級タイトルマッチ ●チャンピオン ロレンソ・パーラ 3RTKO 3位 坂田健史○


残念ながら関西では放映がないのだが、WBA世界フライ級タイトルマッチで挑戦者の坂田健史が3RTKOで戴冠したとの事。
2R終了後、王者パーラが棄権したらしい。
2chの実況スレを見た限りでは、1Rはパーラがジャブで取り、2Rは坂田がそのジャブをかいくぐってボディで取り、さあこれから、というところだった様子。当日計量バンタムウェイトでの試合ということで、パーラとしてはベルトと引き換えに減量は回避したものの、そのまま増量出来ない状態でのリング。ジャブでポイントアウト出来そうなら続行、というところで、捌ききれそうにないので早々に棄権、ということだろうか。やはりモチベーションが低かったものと思われる。来日から計量までの発言が紳士的で好感が持てるものだっただけに、この結末はただ残念でならない。


坂田は四度目の挑戦での戴冠。過去三度の挑戦を超の付く接戦の末に落とし、文字通り引退を背に臨んだであろう試合。地元判定や反則を用いたわけでなし、喜ぶのはまったく当然だ。敵手の失態は彼には何の関係もない。彼の勝利を祝福し、暫定王者ロベルト・バスケスとの統一戦を楽しみに待ちたい。その実況スレがソースだが、60日以内ということなので日程的にかなり厳しいと思うが・・・。


あと、CSのTBSチャンネルでの生放送では、余った時間に風景映像を延々流し続けているらしい。予想外の早期決着だったのは分かるが、ボクシング番組を作る気ないのかな。